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市川国府台トップ

 国府台は千葉県市川市に位置する街です。下総台地の西端、江戸川に面した丘陵上にあり、歴史と文化を感じる街として「西の鎌倉、東の市川」とも称されます。国府台は古くから人が住んでおり、旧石器時代の遺跡や多くの古墳が見つかっています。下総国府はこの地に置かれたとされ、下総の国の中心として栄えました。中世に入り、1497年には国府台城が築城。1538年と1564年に足利軍と北条軍の戦場になります。近代には、1885年に陸軍省が陸軍教導団を設置。軍隊の街として栄え、終戦後は東京医科歯科大学、和洋女子大学、千葉商科大学など学校が密集する学園都市に変貌しています。

市川国府台

 陸軍教導団時代に開かれた病院はその後もこの地にあり続け、現在では国立国際医療研究センター国府台病院という日本屈指の巨大な医療施設になっています。病院を境に街の南側のほとんどを、大学や高校、陸上競技場や野球場を備えた国府台公園が占めています。その先には京成本線国府台駅があり、駅周辺で日常に必要なものを取りそろえることができます。さらに南下するとJR総武線の快速停車駅である市川駅にたどり着き、東京駅や新宿駅へ乗り換えなしで行けます。街の北側は低層住宅が多く、松戸街道沿いに郵便局や個人商店があります。北端は北総線矢切駅に隣接しており、周辺はスーパーマーケット等が立地しています。






 史跡が眠る街

市川国府台

 街の中は丘陵上のため起伏があり、また隣町との境界は高低差が激しく、崖のような地形もみられます。全体的に道路が狭く、なかには車が通れない路地もあり、鎌倉の街並みを彷彿させます。街の入口に位置する切通しは、軍隊の街として歩み出した時に、多くの囚人が命とともに削った道です。古代から人々の栄枯盛衰の舞台となった国府台では、いたるところに歴史の爪痕があります。
 じゅん菜池緑地周辺は、風光明媚な場所から大きな住宅もみられます。ところどころにお屋敷があるのも、この街の特徴です。基本的に坂道が多い街ですが、平坦で真っ直ぐな道もあります。なかでも、国府台病院から里見公園に続く桜並木は、新興住宅地では味わえない風格を感じることができます。街の周辺は既存市街に面していますが、北西部には農地が残されています。二十世紀梨の発祥地に近く、市川市の特産品である梨も栽培されています。


市川国府台 市川国府台
市川国府台 市川国府台
市川国府台 市川国府台


 東京対岸に残るオアシス

市川国府台

 国府台には雑木林や公園が多く、都心に隣接した街にも関わらず豊かな自然環境に恵まれています。国府台駅からは江戸川堤、里見公園、国府台緑地、じゅん菜池緑地などの緑地を経由して北国分駅へ向かうことができ、「市川水と緑の回廊」という散策路が整備されています。里見公園は約8.4ヘクタールある市川市の代表的な公園で、国府台城跡をはじめとする史跡が保存されています。公園の南側は西洋式庭園、北側は当地の地形を活かした散策路が整備され、市民の憩いの場になっています。隣接する安国山総寧寺とあわせて、市内外から散策に来る方もいます。里見公園の北側には約5.1ヘクタールの国府台緑地があり、市川市緑の基本計画に基づき保全されています。緑地内を通る「国府台ふれあいのみち」は生活道路としても利用され、住民は自然を身近に感じることができます。街の北西部には、約8.5ヘクタールある「じゅん菜池緑地」に隣接しています。かつて「じゅん菜」を摘んでいた池が水生植物の保全地として整備され、周囲は季節の草木に囲まれています。


市川国府台 市川国府台
市川国府台 市川国府台
市川国府台 市川国府台


 必見!!バラ文化の発祥地


市川国府台

 国府台の北部にある式場病院は、バラ園を併設していることで有名です。このバラ園を発端に市民へバラが浸透し「市川ばら会」が発足。1957年に皇族も出席されたローズ・カーニバルが開催され、当時の市長によって「ローズ・シチー宣言」を行いました。その後もバラは市民に愛され続け、1975年には公募により「市民の花」に制定されました。里見公園はバラが育てられている公園の一つで、「ローズいちかわ」という市川市オリジナル品種を含め、90品種を超えるバラが咲き誇ります。2013年には里見公園で「ローズいちかわフェア」が開催され、多くの市民で賑わいました。



国府台駅周辺の新築戸建て(リクルートSUUMO)

国府台駅周辺の新築マンション(リクルートSUUMO)

国府台駅周辺の土地(リクルートSUUMO)



市川国府台と似たような街




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